会員の皆様

新しい年度となり、子どもたちも教職員も新たな出会いを迎えています。
コロナが社会に入り込んでからすっかり生活様式が変わりました。
学校においては、コロナ下での学びを体験した子どもたちが進学・進級し、以前とは異なる問題が徐々に明らかになりつつあります。また今後の状況も予断を許しません。これからの社会では、これまでとは同じ方法や常識が通じない、予測不可能な波が連日のように押し寄せてくるようにも思えます。
私自身「これでよいのか」と不安を感じつつ手探りで指導にあたる日々が続いています。

こうした変化が日常となる社会においては、常識も変わります。
これまでのように「正解」や「答え」がそうではなくなってしまう。
そのため、自ら答えを求め、人と協力し、創り上げていく姿勢がいっそう大切になるのでしょう。
学校教育においては1人ひとりの児童生徒がこうした「答えのない社会」で生き抜く力を身につけていかねばなりません。
そのためには多様な個性が手を取り合い、新しい価値観やシステムを生み出せる土台づくりが必要です。
子どもの感性・個性を否定することなく受け止め育む姿勢がこれまで以上に求められるでしょう。

「以前はこうだった」が通用しないということは、これからのあり方を新しく作れる「自由」があるとも考えられます。「横並びに子どもを評価」「正解か不正解かしかない」「同じやり方しか認めない」方法は誰にとっても息苦しいものでした。
これら今の時代に合わない慣習を一新し、時代に沿った価値観を生み出していくのは、私たち大人1人ひとりの意識にほかなりません。
予測困難な時代だからこそ、前向きな姿勢を忘れないようにしましょう。
仲間と共に新しいものを創り出す喜び、課題に取り組む明るさを忘れないように、
今年も一歩、進みましょう。

AUDELLでは、今年度は多様な子どもの学びへの理解を深め、子どもの未来がより力強く輝くものになるよう、指導に生かせるような企画を様々に計画し、学会員の皆様と共に歩んで参ります。何卒本年度も本学会へのご協力とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

(2022年4月6日 英語教育ユニバーサルデザイン研究学会会長 村上加代子)

Association of Universal Design for English Language Learning


						
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