この度の研究会では、「日本語母語話者の英語ディスレクシア」をテーマに、英語学習に困難を持つ学習者への指導実践・研究発表や、専門家の講演を通じて、英語読み書き困難の背景や支援・指導方法の知見を深め、指導の具体に貢献することを目指します。 皆様のご参加をお待ちいたしております。
日時:2023年11月12日(日)
10:00~14:40(対面・オンライン)
対面会場:大阪商業大学 4号館
(東大阪市御厨栄町4-1-10、近鉄奈良線「河内小阪駅」徒歩5分)
申込期間:2023年9月9日(土)~ 2023年11月4日(土)
参加費:会員 無料
非会員 2000円(Peatixから参加申し込み、参加費納入)
*入会されますと、年会費4000円で年間の研究会はすべて無料になります。
申込方法:
会員:HPの会員ページから【対面】または【オンライン】 を選択
非会員:対面参加 https://audell202302onsite.peatix.com
オンライン参加 https://audell202302online.peatix.com
参加形式:対面またはZOOMミーティング
- 当日はライブのみの配信となります。
録画の後日配信はございませんのでご了承ください。 - 対面参加については、会場の都合により、上限100名まで、
オンライン参加については人数制限はございません。 - 交流会はこの度は実施しません。
当日のタイムスケジュール(予定):
9:30~ 受付開始(対面・ZOOMともに)
10:00~10:05 開会式
10:10~12:00 自由研究発表
「アセスメントを用いた英語学習に困難のある中学校生徒の実態把握」
◯ 井上 郁子(高知大学教職大学院・南国市立鳶ケ池中学校)
是永 かな子(高知大学教職大学院)
「すぐにできる英語読み書きスクリーニングの提案 ~高校生への指導実践~」
◯ 遠藤 ちさと
(公認心理師/特別支援教育士[S.E.N.S]/元京都府立高校英語科教諭)
「音読のつまずきを克服する指導法の提案」
◯ 安木真一(京都外国語大学・京都外国語短期大学)
12:05~12:55 賛助会員プレゼンテーション
13:00~14:30 講演(質疑応答含む)
「日本語母語話者の英語読み書き困難の背景と支援
-学習方略と背景要因の変化における考察-」
銘苅実土(帝京大学) 日本語と英語は、文法や文字、音声など多くの点で異なっており、その違いが大きいほど身につけるのは困難になります。当然、非アルファベット言語である日本語を母語とする子どもたちが英語を学習しようとすると、日本語の影響による独自の困難さが生じます。これまでに約1300人の中学生を対象に行った研究結果から、日本語母語話者独自の英単語の学習方略やその変化について明らかになってきました。今回の講演では、日本語と英語の言語的な違いを手掛かりに、日本語母語話者が抱える英単語綴り学習困難の背景や、それに応じた指導方法、教材等についてご紹介します。また、中学生の抱える困難の要因から、小学校の外国語の授業で身につけておくべき読み書きの下地についても提案します。
14:35~14:40 閉会式
閉会後、対面参加者向け茶話会(30分程度)
お問合わせ 英語教育ユニバーサルデザイン研究学会事務局
info@audell.org
対面会場のご案内
◎ 対面会場 大阪商業大学4号館
432教室=メイン会場
433教室=賛助会員ブース
*基本的に、会場では飲食できません。
*当日、学食は営業しておりません。