7月5日(日)13:00~16:30 

究会スケジュール

13:00-13:10

はじめの挨拶  村上加代子(甲南女子大学)

13:10-13:50 

「マイネーム・プロジェクト」  阿部志乃(横須賀学院小学校)

 

外国語に対する興味や関心を持つためには、様々な言語に触れる必要があります。でも、小学生はそこまで外国語の活用能力ありません。そこで言語の根幹でもある「文字とは何か」という問いから始めました。小学生でも外国の文字を眺め、調べることができます。文字の持つ機能について自分の考えを持ち、様々な外国の文字に触れ、外国語を使った調べ学習のおもしろさを体験することは、その後の外国語学習において主体的な選択と行動をもたらし、学習態度の育成にもつながると考えています。

13:55-14:35 

「あらためて考える、小学校外国語の意義」  加藤拓由(岐阜聖徳学園大学)

 

2020年、小学校外国語科が教科として本格的に始動した。本来、学校教育全体の質を向上し、児童の資質能力の向上を目指した教科化であるべきはずである。しかし、現場では、指導力の不安、英語の学力差格差、評価の難しさ、ICT機器の不備など、多くの課題を抱えたままの船出となっている。臨時休校などの影響で4月スタートの出鼻をくじかれた形になっているが、あらためて、小学校教育における外国語教育の役割と意義について考えてみたい。

14:35-14:50

休憩+お知らせ(今後の研究会・大会情報)

14:50-15:30

「フィンランド、素顔の教育事情」  淡路佳昌(大東文化大学)

 

「フィンランド詣で」という言葉が生まれるほど、世界中の教育関係者からの注目を集めているフィンランド。「宿題がない!試験がない!競争がない!」などのキャッチフレーズが耳目を集めますが、実際現地ではどのような教育や学校生活が行われているのでしょう?2019年度に在外研究でフィンランドに滞在した体験をもとに、現地で生活する中で感じたことをご紹介したいと思います

15:35-16:15

「高校英語のユニバーサルデザイン」  齋藤理一郎(群馬県立太田フレックス高等学校)

 

小中学校までの学習経験で、英語への苦手意識をもって高校に入学してくる生徒は少なくありません。そんな生徒たちに「またイチから学び直そう」と呼びかけて、それまでと同じことを繰り返しても、一度やってできなかったやり方は、何回やっても定着するものではないでしょう。
高校英語では、生徒それぞれの特性に合わせたやり方を提示し、生徒自身に学び方を選ぶように促すことが必要になります。そんな授業での取り組みを紹介します。

16:15-16:30    

終わりの挨拶  飯島睦美(群馬大学)

 

 

 

 

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